三月三日。
お雛様の夜に、集って参りました。
何を隠そうわたくし・・
小学校二、三年の頃に・・
松山バレエ団の某支部に通っておりました。
そのお稽古場にいらしてくださってたのが、今も松山で生徒を教えていらっしゃる
大胡しづ子先生なのであります!
うはははは〜。
なんという事でしょう。
松山と言えば・・でございますよ。
はい、風花舞さん出身バレエ団でごさいます。
かさっぱなちゃんも勿論、しっかり、松山の本部で大胡先生にレッスンして頂いてたそうで、
宝塚にいた頃になんとなくそんな話を漏れ聞き
「えええーーーっ!!」
と驚愕したのを覚えております。
私は二年ほど通い、なんでか中学のお受験準備に入るとかでお稽古はおしまいね、と親に言われ
「ふーん、そういうもんなのかな」
となんの疑問も持たすバレエとはさよならしました。
その後の展開を思えば、意地でもやっときゃ良かったじゃーん!なわけですが
本当に続けたかったら性格上
「やだーっ!絶対やる〜っ!!」
ど駄々をこねてるはずなので、
プリマバレリーナになりたい!
などという夢はバレエに憧れはあっても、まったく持ち合わせていなかったのかもしれません。
お稽古に通ってた時は年一度の松山の発表会にも二回出させて頂いて。
通し稽古の日には松山の本部に全生徒が集まるのですが、お稽古場に入ると朝のレッスンを終えられた森下洋子さんが団員の皆さんと談笑しながらトゥシューズを脱いでらして、
ポカーン
と見つめていたことを思い出します。
かざっぱなちゃんとは被ることのないお稽古期間でしたが、時を跨いでまさかの形で出会うという。
そして、二人の舞台を大胡先生が応援しにきてくださったという・・
昨年の第一ホテル東京のショーにも足をお運びくださいました。
せっかく二人一緒だったのに、先生に直接お会いすることができなくて、今回の運びとなりました。
じゃ〜ん!
三人官女でございまーす。
美味しいお酒とお料理を頂きながらお喋りに花が咲き、先生に
「紀子ちゃん」
と呼ばれるたびに
なんだかくすぐったくも、懐かしい気持ちになった夜でした。
先生、お肌もツヤツヤ、姿勢もピーン、声も変わらず良い声で、終始ニコニコ。
本当に素敵な人生の師です。
「優子ちゃん」も「紀子ちゃん」も
先生からたくさんの宝物を頂いた夜でした。
ほっこり。